2018年3月26日月曜日

平成30年3月26日

[再出発に向けた党大会]

 昨日25日、私が実行委員長を務める党大会が盛大に挙行されました。

 平昌五輪で金・銀・銅メダルを獲得した高木美帆選手が、スポーツを通じた次世代育成や、頑張れば報われる経験を多くの人に伝える決意を示して下さったのに感動。サプライズゲストの谷村新司さんが日本全国のふるさととなる風景をバックに「いい日旅立ち」を熱唱されて会場は盛り上がりました。

 一部報道は、森友問題で党大会は地方からの不満が噴出かと報じていましたが、総理からこの問題に対する徹底した事案究明と、組織の根幹にまで遡った再発防止策への決意が示され、大会はむしろ難局を結束して乗り切ろうという熱意に満ちたものになったと思います。

 私は党の幹事長室に立ち上がった財務省公文書書き換え調査プロジェクトチームの座長を拝命し、現在連日のように同僚議員たちとこの問題の調査に取り組んでいます。「総理や財務大臣をかばうためのPTでないか」との批判もありますが、そうした批判を払拭できる公正かつ徹底した取組みをしていきます。

 むしろ野党が、この問題を足がかりにどうしても政権を攻撃しようと、異例の詐欺事件で勾留中の籠池氏への接見などを行っていますが、私たちはより真っ当な方法で真相に迫り、明日実施される佐川前理財局長の証人喚問に臨みます。
 そしてITを用いた文書の保管・開示のあり方、キャリア制度にまで踏み込んだ公務員の人事制度や政と官の関係についてなど、しっかり提言をまとめていきたいと思います。

 私が事務局次長を務める党の憲法改正推進本部でも、4項目について方針が決まりました。9条については、私がかねて主張するように、9条をそのまま温存し、9条の2として、自衛隊を任務や文民統制の明記をしつつ書き入れる案で集約され、党大会や、前日の全国都道府県連幹事長・事務局長を対象とした講義で示されたところです。

 今後、衆参の憲法審査会を通じて各党へ幅広く議論を呼びかけるとともに、全国で国民運動を展開し、歴史上初めての憲法改正の実現と、日本の明るい未来創りにまい進する所存です。皆様のご支援を心からお願い申し上げます。