[日本を守る責任]
昨日14日、衆議院が解散され、事実上の選挙戦がスタートしました。
新型コロナウイルスをはじめ、日本を取り巻く環境は内外とも非常に厳しく、時代は激動しています。
私たち自民党・公明党の連立与党は、今まで以上に皆さまのご意見を丁寧に伺いながらも、理念無視の野合や単なるスローガンではなく、責任をもって、第6波を抑えつつ疲弊した経済を再生していきます。そして私は元文部科学大臣として、子育て支援や生涯学習を含めた教育の充実などに全力を尽くします。
何とぞ、皆さまのあたたかいご支持、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。ともに日本を前にすすめていきましょう!
1.コロナ対策と経済政策の両立に向けて
・党のワクチンプロジェクトチーム副座長として、ワクチン接種の後押しをしてきましたが、11月中に対象となる希望者すべての2回接種を完了できるようにします。
・ワクチン接種証明、ないし安価で信頼できるPCR・抗原検査の結果も活用し、経済活動を再開します。飲食・旅行、イベントの再開や基準緩和を合理的に進めていきます。
・国産ワクチン・治療薬の開発を強力に支援します。
・医療提供体制の予算を伴う充実、国と地方の権限明確化など感染症有事対応の抜本的強化を行います。
・非正規・子育て世帯・学生など、コロナでお困りの方々に給付金を支給します。また、痛手を受けた事業者への持続化給付金や家賃支援給付金の迅速な交付、既往債務の条件変更等の迅速柔軟な対応や資本性資金の提供を強く後押しします。
・「三方よし」の新しい日本型資本主義とともに、世界に後れを取らないための大胆な成長戦略やデジタル投資を進めます。利害関係者を広く参画させるコーポレートガバナンス、研究開発や人材育成・非正規の方々の条件改善や賃上げ、事業再編などへの支援や税制措置を講じます。10兆円ファンドの年度内設立により半導体・AI・量子技術・バイオなどの先端技術を官民で後押しし、若手研究者の支援を行うとともに、あわせて成長を阻む規制をしっかり見直します。9月発足のデジタル庁をフル活用し、セキュリティやプライバシーの保護の上でのマイナンバーの利活用も進めます。
・確かなクリーン・エネルギー戦略を成長の糧と位置付けます。世界水準の温暖化対策をリードできるよう、菅前総理の示した2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の導入、蓄電池・水素融合・自動車電動化などの推進、カーボンプライシングを後押しします。地産地消のエネルギーを広げていきます。
2.人づくりは国づくり
・文部科学大臣時代から取り組んでいる一人一台情報端末の整備や通信環境の充実に加え、デジタル教材を充実させて個別最適化された学びを確立。未知の問題に取り組む力も育みます。
・幼児教育、高校や高等教育の負担軽減をさらに進めるとともに質の向上を目指します。先生たちの勤務条件の向上、大学運営費交付金や補助金を充実させ、職業教育・生涯教育、世界や地域に開かれた学校を目指します。
・いじめ、自殺、不登校などの問題に真正面から取り組み、障害のある方々の就労支援や施設への助成も充実させます。
・こども庁を設置して、省庁間の横断や地方との連携を強化して子供のウェルビーイング(幸福度)向上を目指します。
・オリンピック・パラリンピックの成功を受け、スポーツの普及と健康寿命の延伸、心も含めたバリアフリーのさらなる推進を目指します。
・伝統芸能からポップカルチャーまで多様な文化を育み、生活の潤いを充実させます。
3.「信頼」「覚悟」の外交、安全の確保
・北朝鮮によるミサイル発射や中国の領海侵入に対し、日米同盟を軸として国際社会とも連携し、毅然とした対応をとるとともに、レーダー網や防衛システムの整備を進め、攻撃をためらわせる抑止力についても検討します。台湾海峡の安定・香港の民主主義問題・ウイグルの人権問題などについても法の支配と国際秩序の安定に貢献します。
・日本近海におけるグレーゾーン(武力攻撃とは言えない)事態に対し、穴のない法整備と海上保安庁の能力強化に努めます。
・経済安全保障の観点も含め、DFFT(自由で信頼あるデータ流通)の枠組み作り、サイバー防衛、サプライチェーン(生産拠点)国内化の促進、情報保護体制の強化を進めます。日本の名誉を守るための広報戦略の充実に努めます。
・相次ぐ台風や地震に備え、事前防災の観点から国土強靭化やICTによる点検を充実させます。
・感染急拡大時も含め、有事対応ができるための憲法改正の実現を目指します。
4. 地方が輝く時代を目指して
・所沢サクラタウンの利活用や三富新田の循環型農法の世界農業遺産申請など、地域の文化や自然をアピールし、まち興しにつなげます。
・ふじみ野市公立学校大規模修繕、三芳町藤久保地区の公共施設建て替えなどにより、教育・生活環境整備を支援します。
・三芳スマートインターのフル化、交通審議会答申に出た都営12号線(大江戸線)の東所沢への延伸を応援するとともに、多摩都市モノレールの所沢地区への延伸を求める声も国に届けます。
・狭山茶をはじめ、農産物・地場産業の地域ブランドやコンテンツを応援します。
・コロナ禍で脆弱性が指摘された保健所について、利便性の確保を支援します。