2025年10月22日水曜日

令和7年10月22日

 【新総理のもとで結束】

 昨日10月21日、国会における首班指名選挙で、高市早苗内閣総理大臣が誕生しました。

 憲政史上初の女性総理大臣で、連立政権の枠組みも自民・維新と変わります。私は自民党総裁選を通じ、日本の内外の危機を乗り越えるためには節度ある積極財政政策をとるとともに保守の旗を建て直すことが必要だと訴え、高市総裁実現のために尽力してきました。こうして総理大臣に就任され、本当によかったと思います。

 しかし第一党とはいえ、自民党は単独では衆参とも過半数を大きく割り込んでいますし、これまで26年間与党であった公明党が連立政権を離脱すると表明され、政権運営は決して盤石なものではありません。
 これまで政策を積み重ね、直近では私も教育無償化と質の改革のために自・公・維三党協議の実務責任者を務めてきています。引き続き個別政策での協議、そして各地方で協力関係を保てるよう尽力したいと思いますし、これまでの公明党のご尽力には深く感謝申し上げます。

 維新との政策合意は上記教育問題もそうですが、緊急の課題として物価高対策をはじめとする経済政策を進めることをうたっています。ガソリン税暫定税率廃止法案を可決し、補正予算を早急に組まなければいけません。

 医療・介護などの質を保ちつつ、現役世代の負担をいかに軽減するか、トランプ関税で影響を受ける職種への手当、食料やエネルギーの自給率向上、サイバーセキュリティを含む安全保障の強化、国土強靭化など、内外とも課題が山積しています。

 こうした中、私は石破政権時代に外れていた党の政調会長代理に復帰することとなり、小林鷹之新政調会長を支えて党の政策全般を進める任務を負うこととなりました。
 政治資金の問題が指摘され、政倫審で説明を尽くすとともに、不記載相当額については旧清和会の残金同様党本部に既に返還しています。真摯な反省のもと、政治への信頼を取り戻すべく改革に全力で取り組む所存です。

 また、地方創生が極めて重要となる中、現場の視点を決して失うことなく、これからも皆様の声にしっかり耳を傾け、政策に反映していくよう尽力することをお誓い致します。

 初心と信念を忘れず全力疾走を続けますので、倍旧のご指導を賜るよう心よりお願い申し上げます。